行けて良かったです
コーヒー
この日もやっぱりセコマで朝ご飯を買った。「この時間はコーヒー、サービスしております。」どこにも書いてないのにただでコーヒーをもらってしまった。どこかに書いておいてほしい。さすがセコマだ。もう北海道はホットコーヒーの季節だ。
北海道大学植物園
京都に戻る飛行機はお昼過ぎだったので、午前中に北海道大学植物園に行った。ここは札幌農学校時代に植物園の必要性を感じた人たちが、当時の植生を残しながらも海外の植物や、アイヌの植物を標本している植物園である。
植物園はどうやって楽しむものなのか分からなかった私だが、どうやらGoogleレンズがあれば困らないらしい。それがなくても標本が丁寧で、なるほどと思えるように工夫がされており、とても楽しかった。トゥレッポん(オオウバユリ)がしっかり見れなかったのが残念。
エゾリスの写真を撮っていた同行者が、蚊がでけえ!って言ってて面白かった。あと入口で体操をしてはならない。
北海道産羊肉を!!
飛行機のチェックインまで時間がなかったのに、ジンギスカンが食べたくて松尾ジンギスカンに入った。松尾ジンギスカンは北海道産羊を増やそうと、開拓当時に挫折した牧羊を頑張っているらしい。現在のジンギスカンはほとんどがオーストラリアかニュージーランド産。そんなことを考える暇もなく、ジンギスカン丼を牛丼のごとく掻き込んで、空港に向かった。
北海道は広い
四角くてカラフルな北海道の家屋とはさよならの日。ウポポイ、北海道博物館、開拓の村、そして小樽に行くことで、アイヌと開拓使を含めた北海道を知ってきた。知らないことを知ることができた非常によい旅だった。
自分にとって北海道は故郷で、ただ物理的に広いと思う存在だった。今回の旅行で現在の北海道がどのようにして成り立ってきたのか、どんな歴史があるのかを少しだけだが知ることができた。でもこうして知ることができたのは北海道の道央のほんの一部でしかない。自分の育ってきたオホーツクはどんな歴史があったんだろう。どうして現在のオホーツクになったんだろう。
北海道は広い。そのことを知識で感じることになった。
北斗帖
関空から京都は遠い。同行者が違星北斗の『北斗帖』を読んでいた。キンドルで0円で読めるからぜひ読んでほしい。
「滅亡に瀕するアイヌ民族に せめては生きよ俺の此の歌」